温泉の質

日本最古にして至上の名湯 有馬温泉

有馬温泉は日本書紀に記される日本最古の温泉。また、枕草子で評されるように、日本最高の名湯でもあります。薬神、少彦名命や、薬師如来に象徴される薬効ある名湯は、鉄分、塩分、その他ミネラルが豊富で、古来より人々を癒す湯として尊ばれてきました。有馬の湯は、60km下の海洋プレート最端部から幾星霜を経てわき上がり、地上の空気にふれて陶色を呈します。
御所坊は鎌倉期には、湯口の正面にあったほか、江戸期には、元湯と唯一連結されてはいたものの、内湯はありませんでしたが、戦後、御所坊裏で湧出した「御所泉源」から、上質な湯が引かれるようになりました。

泉源 御所泉源および妬泉源の混合
御所泉源
泉質 含鉄-ナトリウム-塩化物温泉
(高張性・中性・高温泉)
泉温 79.3℃(気温33℃)
蒸発残留物 15.03 g/Kg (180℃)
妬泉源
泉質 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
(高張性・中性・高温泉)
泉温 97.3℃(気温29℃)
蒸発残留物 31.15 g/Kg (180℃)
浴用の適応症 きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
浴用の禁忌症 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)